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大学手話サークル活性化術⑤

 前回、大学手話サークルでの「学習の工夫」を書いてから、少し時間がたってしまいましたsweat01

 今回は、大学の手話サークルで課題として挙がりやすい、「担当はどうするか」ということを考えていきたいと思いますflair

 では、なぜ大学手話サークルでは学習の担当者について課題に挙がりやすいのでしょうか? いくつか要因を考えたいと思いますpaper

 ①学生は、たいていの場合4年で卒業してしまいますから、大学の手話サークル内に、いわゆる「ベテラン」が常にいない状態になります。つまり、学習計画のノウハウが蓄積されず、学習担当のベテランもいないわけです。

 ②学習の元(素)になるものがない(テキスト等)

 ③他の手話サークルのやりかたを知らないので、工夫する術を知らない。

 ④誰が何を担当するのかがあいまいなまま、サークルが始まってしまう。

 

 4年生で卒業するといっても、就職活動が本格化する4年の春前後から、4年生はサークルにあまり来なくなりますsweat02 つまり、サークルを任されるのは3年生ということになりますbomb 手話経験2年そこそこでサークルメンバーをまとめ、学習内容も考え、実際に指導もしていくというのは、あまりにも無謀な話ですgawk 

 しかし、やらねばならぬのですpunch

 では、どうすれば良いか・・・dash

 一番手っ取り早くて効果的なのは、やはり、ろう者を呼び、指導をして頂くということでしょうが、そうできないサークルが多いのですから、別の手段を考えねばなりませんcoldsweats01

 まず、2年生のうちからレクを担当したり、行事を企画したりして、人を動かすということに慣れておくと良いと思いますgood

 他人を自分の考えた道に乗せるというのは意外に難しいものですから、「3年生になりました。はい、学習担当してっpaper」 とふられても、うまくいくはずがありませんsweat01 少しずつ経験を積み重ねておけば、いざ任されても、胸を張って臨めるでしょうnotes

 また、学習を担当するには、色々な計画が必要ですmemo 計画力を身に付けるには、下級生でいるうちに、上級生と一緒に企画や運営に参加していくことが効果的だと思いますhappy01 そうすることで、いざ自分たちが上に立った時に、流れや様子が分かっている状態になりますsun がぜん、計画が立てやすくなりますし、以前の経験の反省から、より良い内容にしていくこともできるでしょうshine 上級生は、下級生を運営に参加させるような配慮をするとスムーズだと思いますsmile

 次に、学習の元(素)を作成することが大切かと思いますpaper それは、サークル独自のテキストでも良いし、「みんなの手話」など市販のテキストでも良いと思いますclip 

 テキストを用いる利点は、

    ・毎回の学習内容が確保されていることdelicious

    ・身につける内容が明確になっていることfuji

    ・毎回のテーマが絞られているので、質問がしやすいことscissors

    ・予習、復習ができることpencil

    ・学習した内容が文字として残るので、次年度学習内容の見直しがしやすいeye

    ・ろう者が来て学習を担当する時に、進めやすいup

 ただ注意したいことは、テキストがあるだけではダメだということですthunder 「使いこなす」ことができなければ、意味がないのですbearing つまり、「テキストを教える」のではなく、「テキストで教える」ということだと思いますpen 

 そのためには、担当者がテキストを分析し、その回で扱う内容や、手話表現について熟知しておく必要がありますpaper その回を学習するのは、それが最初で最後になる場合が多いと思いますから、担当者の責任は重大ですcoldsweats01 学習する側も、頼りは担当者だけですから、担当者は自分だけで計画を立てるのではなく、他のメンバーとも相談して計画を立てると良いと思いますwink

 さらには、手話技術を磨く、ということがあると思いますpencil 当然、自分が分らないことは教えられないですし、中途半端なことを教えては、それを教わった後輩も、いずれは中途半端な指導をすることになりますbearing 悪循環というやつですgawk

 ですから、学習を担当するからには、手話の技術を磨くための努力が必要だと思いますpaper ②で挙げたように、地域のサークルに通うことも良いと思いますし、以前書いたように、ろう協のイベントに参加するのも良いでしょうnote とにかく、まずは、ろう者との生きた交流が必要だということですbomb

 地域のサークルでは、学習の進め方について長年培われたノウハウがあり、参考になることがだくさんありますsign01 ろう者との交流だけではなく、こういった観点からも、是非地域のサークルには通ってほしいと思いますhappy01

 こういったことを土台として、「1か月の学習計画」を作成することをお勧めしますgood

 いつ、誰が、何を担当するのかをきちんと決めることで、学習内容に系統性が生まれますし、担当者にも責任感が生まれますdanger

 学習については、今後、機会を見つけて学習テーマ例や、テキスト案などを書いていきたいと思っていますbleah

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